2010年7月2日金曜日
あんたが泣かないから
織田裕二はやっぱりいい男なんだな~と思った(なにそれ)
そんなことより(笑)
いよいよ明後日最終回。
泣いても笑ってもそれで終わり(単行本もありますが)
原作最終回を読んで、しばらくいろいろ納得いかなかった。
なんでか判らないけど、納得いかない。
みんな「素晴らしい」「サイコー」というその言葉を聞けば聞くほど「ホントか??」って思いが強くなる。
ただのひねくれ者ですね。(^-^;
以下、個人的な原作最終話感想です。
かなりひねくれた感想です。
気分を害されるかもしれないですので、見たくない方は見ないよーに(笑)
見てからの苦情は受け付けません。
あくまで個人的な感想です。
「エドが錬金術が使えなくなる」
映画がこれでしたね。
この後から原作ではこれはして欲しくなかった。
これだけは。
でも、薄々その可能性は高いというのは感じてました。
実際そうなったわけで。
アルも、マスタングもスカーさえも、みんな何かを失うわけでもなく、逆に取り戻したり、与えられたり。
でも、でもエドだけなんで?
なんで一番大事な物失わないといけないの??
アルを取り戻す為。
もちろん、一番大事な物を取り戻した訳だけだから、それでいいんだよ。
それは判ってる。
みんなは「諦めるな」と教えてくれた。
けどなんで誰も「助けて」くれなかったの?
いつもいつもエドが犠牲になる…
それがイヤなの…
錬金術はエドにとっては、自分の存在意義 そんな気がする。
エドから錬金術を取ったら何が残る??
原作を読んでから、考えるのはそんなことばかり…
屋根修理の時、やっぱり錬金術が使えないのを改めて確認する姿がなんだかとても切なくて。
それでも前を見て行こうとする姿。
ホントに後悔はしてないの??
錬金術が使えなくなってホントに良かったの??
ウィンリィと別れ際に
『元気出た。ありがとな』
どうして「元気出た」なんだろ?
しばらくそれが引っ掛かってた。
友人とメールでやり取りするうちに、ふと気が付いた。
やっぱり哀しかったんだ。辛かったんだ。
そう思ったら、一気に泣けてきた。
「みんなが居るから大丈夫」
そう言ったけど、みんなが居てくれても、埋められないものってあるよね?
代わってくれるわけでもないし、ずっと傍に居てくれるわけでもないし。
絶対的な心の空白っていうのはあるはず。
それを埋めてくれたのが、ウィンリィ。
アルじゃなくて、ウィンリィ。
エドはウィンリィに「半分でいいからくれないか?」って。
そしたら、「全部あげるわよ」
全部くれるって!(笑)
その時やっと心の空白が少し埋まった気がしたんだろーね。
それで「元気出た」って。
やっと自分も大事な物を得ることができたんだよねー
エドが行った西。
どんな国があるんだろ??
東は「シン」
南は「アエルゴ」
北は「ドラクマ」
西は… なんて国??
アメストリス国内でも、西ってこれまで舞台に出てこなかったよーな??
記憶にないだけなのかな?
「ペンドルトン」(?)って街があることくらいしか…(笑)
これまで、出てこなかったってことは、これからもしかしたら出てくるのかもしれない!なんて儚い妄想を抱いてしまう。
キレイに終わってしまったから、今更… 無いよね………(T-T)
荒川先生、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
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力を失ったエドに対するjunさんの葛藤、わかる気がします。ある本で同じように大魔法使いが魔力を完全に失う主人公の話が納得できずにその本を5年くらい封印してたことがあるので(笑)。でもエドは不幸じゃない。力による賞賛ではなく、今度はイキモノとしての幸せをお父さんの分もしっかり堪能してゆこうと思っているはず。
返信削除∝(*゜_゜)